とにかく行動を縛る主人に嫌気、別れたい⑤最終回

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対象者からの告白

溢れる気持ちを抑えきれず

前回、一人の工作員が元彼よりDVを受けていた。

それによって病院へ今でも通院している。

そのことに衝撃を受けた対象者。

今回は、その工作員も含めて、再度3人で会う事となりました。

居酒屋さんでは特にいつもと変わらず、3人でゆっくり食事しながら呑んで。

barへ移動し、いつも通りカウンターへ座ろうとしたところ

対象者
今日はここで話したい

とお店に一つだけあるテーブル席に。

 

バーテンダーさんにお酒を注文し、あらためて乾杯。

少し時間が経過したところで

対象者
元彼にDVされたって聞いたけど・・・

そこから、DVの話を真剣に聞く対象者。

いまだに病院へ通っている事。

フラッシュバックがある事。

そして、DVの始まりは

「束縛」

からスタートしたこと。

その束縛がエスカレートし、DVに発展。

その話を聞いた対象者は涙を流します。

そして口を開きます。

  • 奥さんの事が好きすぎて束縛してしまう事
  • 度が過ぎているかもしれないけど束縛を止められない事
  • それによって奥さんが苦しんでいる事も理解している

でもやれられない。

束縛をやめて、奥さんに優しくしてあげたい。

どうすれば良いのかわからない。

アドバイスが欲しいと。

その日はbarで終電まで、対象者、工作員2名の3名が泣きながら語らいました。

最後、工作員が

工作員
奥様に何かプレゼントを買って行ったほうがいい

深夜に営業している花屋に寄ってプレゼントを買い、帰りました。

工作報告時に驚きに事実が

依頼者様から対象者の変化を知る

翌日、工作のご報告を依頼者様に電話で。

すると

「プレゼント、嬉しかったです」

そして

「主人の雰囲気がなんとなく、優しかった頃に戻ってきている」

担当者が報告します。

ご主人は奥さんを好き過ぎて束縛していた。

今は後悔をしていると。

依頼者様はご主人から

「今まで悪かった。許してほしい」

最後の工作

決意する依頼者様

前回の工作から2週間後、再度3人で居酒屋で呑みます。

すると対象者から

対象者

貴方達のおかげで自分がいかに愚かだったと

自分のことばかり考えて、相手の気持ちを軽んじていた

DVまではしなかったが、下手したらそこまでやっていた可能性がある

と。

DVを受けていたという工作員には、早く立ち直れるようにとお守りを頂きました。

そして

対象者
ありがとう、気づかせてくれて

 

結果、今回ご依頼いただいた別れたい工作は失敗に終わりました。

申し訳ありません。

しかし依頼者様は今回、工作によって対象者が依頼者様に対する態度と気持ち、扱いが変化したことで

「束縛もなくなり、付き合った当初のように優しくなった」

と。

一度気持ちは主人から離れましたが、束縛などが無くなれば不満はない。

「この優しさがいつまで続くかわからなけど、もう一度主人を信用します」

そして

「工作のおかげです。失敗ではないですよ、ありがとうございました」

※写真は全てイメージです

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