①、②をご覧いただいていない方は下記よりご覧ください。
食事工作
対象者からお食事のお誘いを受け、そのまま対象者行きつけの大衆居酒屋さんへ。
最初は
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なんであの店に通いはじめたのか?
今までどこの店に通っていたのか?
どのくらい勝ったことがあるのか?
どのくらい負けたことがあるのか?
など、工作員に対して質問攻め。
少し訝しがっているのか?と思いましたが次第に
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と非常に喜んでくれました。
初回の食事工作は3時間。
こちらのことに興味があったようで、対象者の情報を聞くより工作員に質問ばかり。
これも、仲良くなるためには必要な事。
相手を知るには、まず己を曝け出すことが大事です。
工作中盤
初回工作から週に一度程度、飲みにいくような関係になりました。
そして徐々に対象者の情報を聞き出すことに成功します。
地方出身、現在無職、彼女もいない。
仕事は、上京してすぐ警備会社に就職、5年ほど続けたが自己都合退社。
そこからは日雇いのバイトとパチンコ。
そんな生活を10年以上続けているとのこと。
そして、ついに借金に触れてきます。
把握しているだけで
「450万」
前後との事。
そして工作員に
と懇願してして来ました。
工作ファイナル
この状況を全て依頼者様に伝えます。
依頼様と何度も何度も話し合いました。
その結果
もちろん、この100万円は依頼者様が用意。
と拒否。
しかし、100万円はどうしても借りたい・・・
そこから、対象者と工作員の鬩ぎ合いが。
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そんなやりとりを1ヶ月近くやりあった後
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対象者が、折れました。
そこから一緒に田舎へ行き、一緒に会社回りを。
そして会社回りをして3日目、ある会社から就職OKのお返事を頂きました。
しかも寮付き。
それから数日後、田舎へ帰る日、対象者から
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そして対象者に100万円を渡し、一緒に貸金業者さんへ返済回り。
あっという間になくなりましたが
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その後
対象者から依頼者様に連絡があったのは田舎へ帰ってから数週間。
「こっちで就職した、迷惑かけて申し訳なかった」
と。
半年に一回程度、実家へ帰ってくるようになったようです。
工作員にも、ちょこちょこと連絡が。
「もう少しでちょっとずつ返済できるから」
仕事を頑張っているようです。
そして
「職場で出会った女性と付き合うことになった、今度会わせる」
と充実した生活を送っているようです。
依頼者様からは
「まだ多額の借金がありますので、油断はできませんがとりあえず、息子を応援してます」
親御さんの心は、本当に広くて感動です。
※写真は全てイメージです。