【実録・二股の式場④】密室90分の心理誘導。浮気相手が漏らした「元カノへの罪悪感」と二股男の計算

こんにちは。別れさせ屋・リースター総合探偵社の広報担当です。

二股彼氏の裏切りを暴き未来を取り戻す「式場横取り二股案件」の実録ストーリー。 前回の第3話では、クリニックの構造を逆手に取った「2部屋同時予約」というプロの包囲網が炸裂し、見事にターゲット(浮気相手)を密室へ引きずり出すことに成功しました。

今回は、逃げ場のない90分間の施術室で、リースターの工作員が仕掛ける極上の心理トークが炸裂する「第4話:接触・本音の暴露編」をお届けします。工作員の「聞き上手」という技術が、ターゲットの心を激しく揺さぶり始めます。

まだ過去の連載をご覧になっていない方は、まずはこちらからお読みください。

👉 [【第1話:経緯編】はこちら] 👉 [【第2話:調査編】はこちら] 👉 [【第3話:接触編】はこちら]

目次

  1. 初回接触。プロの心理戦は「焦らない雑談」から始まる
  2. 2度目の接触。リラックスが生んだ「想定外の告白」
  3. 別れさせ工作の「勝機」は、彼女の倫理観の中にあった

1. 初回接触。プロの心理戦は「焦らない雑談」から始まる

カーテンで仕切られた2人きりの施術室。

「初めまして。本日担当させていただきますね。よろしくお願いします」

丁寧な挨拶と共に、女性ターゲットによる全身脱毛の施術がスタートしました。

ここで素人がやりがちな最大の失敗が、接触してすぐに

「彼氏はいるの?」「結婚は?」

とプライベートに踏み込んでしまうことです。

狭い密室でいきなり核心に迫れば、ターゲットは一発で「この客、何かおかしい」と本能的な警戒心を抱きます。

リースターの工作員は、まず最初の60分間、徹底して「脱毛のメカニズム」や「肌のケア」についての雑談に終始しました。

プロとして完璧に客を装い、まずは彼女にとって

「害のない、話しやすいお客様」

としてのポジションを築きます。

そして施術が終盤に差し掛かり、彼女の手元もリラックスしてきた絶妙なタイミングで、ごく自然に世間話の延長としてトスを上げました。

工作員:「お若い先生ですけど、もうご結婚はされているんですか?」

対象者:「いえ、まだ結婚はしていませんよ。ただ……来年に予定しているんです」

工作員:「おお、おめでとうございます!彼氏さんとのお付き合いは長いんですか?」

対象者:「いえ、実は付き合ってまだ3ヶ月なんです。なんか、すごく気が合っちゃって」

工作員:「3ヶ月!それはスピード婚ですね。出会いはやっぱり、今流行りのマッチングアプリですか?」

対象者:「ふふ、それは秘密ですっ!」

さすがに職場で「お客様と付き合いました」とは言えないようで、出会いの詳細ははぐらかされました。

しかし、「3ヶ月前」という交際開始の時期は、彼が依頼者様との週末デートを拒み始めた時期と完全に一致します。

さらに揺さぶりをかけます。

工作員:「彼もお若い方なんですか?若い夫婦になるのかな」

対象者:「彼は30代前半で、私とは5歳差なんです。だからちょうどいい感じで」

年齢も「30代前半」で彼と完全に一致。この時点で、彼女の結婚相手が「依頼者様の彼」であることは、ほぼ99%確実となりました。

工作員は深追いせず、この日は確実に「好印象」だけを残して退店。

特定を完全な「確信」に変えるため、あえて次の施術を2週間後に予約しました。

2. 2度目の接触。リラックスが生んだ「想定外の告白」

2週間後、再び90分間の施術。

前回の楽しい会話の記憶があるため、彼女は最初から非常にリラックスした笑顔で迎えてくれました。

今回も前半の60分は他愛のない会話で場を温めます。すると、彼女のほうから工作員への信頼を示す言葉がポロリと漏れ出しました。

ターゲット:「〇〇様って、本当に話しやすいですよね。なんだか聞き上手というか、普段人に言えないようなことまで色々話しちゃいそうになります」

工作員:「そうですか?嬉しいですね。あ、そういえば、前におっしゃっていた結婚のお話、その後どうですか?」

何気なく投げかけた質問。しかし、返ってきたのは、前回までの浮かれた様子とは明らかに違う、曇った表情とトーンでした。

対象者:「それが……ちょっと話が先に進まなくなってきちゃいまして……」

工作員:「えっ、どうしてですか?あんなに順調そうだったのに」

対象者:「実は、私の方が少し躊躇(ためら)い始めてしまって。前回、〇〇様に『若い夫婦だね』って言われてその時は喜んでいたんですけど、後から冷静になったら、そんなに焦って結婚しなくてもいいのかなって思い始めて……」

ここから、彼女の口から驚くべき「本当の裏側」が次々と溢れ出しました。

対象者:「今の彼、実は元々このクリニックの『お客さん』だったんです。彼は『結婚が決まったから、そのために綺麗にしたい』って言って脱毛に来ていて……。でも、初回からもの凄く猛アプローチされて、私、その熱意に押し切られる形で付き合っちゃったんです」

工作員:「そうだったんですね……」

対象者:「はい。気が合ったのは確かなんですけど、やっぱりちょっと急ぎすぎかなって。それに……彼は元々『結婚のために脱毛に来ていた』わけじゃないですか。ということは、元々付き合っていた彼女さんがいるはずですよね。なんだか私、その『会ったこともない元カノさん』に対して、なんとなく申し訳ないなって気持ちが、最近すごく湧いてきちゃって……」

3. 別れさせ工作の「勝機」は、彼女の倫理観の中にあった

工作員に求められる最も重要な資質は、口のうまい「喋り手」であることではありません。

相手に

「この人なら何を話しても受け止めてくれる」と思わせる、絶対的な「聞き上手」であることです。

工作員が築いた圧倒的な信頼関係があったからこそ、彼女は「客に手を出したという後ろめたさ」「略奪婚一歩手前であることへの罪悪感」を吐露してくれたのです。

そして、この言葉の中に、今回の別れさせ工作を100%成功に導くための

『巨大な突破口(弱点)』

が隠されていました。

彼は、依頼者様と「結婚するため」に脱毛に通いながら、そこで出会った若いスタッフを初回から猛烈に口説き、二股をかけ、略奪に成功した途端に依頼者様の夢だった式場を横取りしようとしていた――。

一方で、浮気相手である彼女の心根は決して悪人ではなく、「元カノに申し訳ない」「焦りすぎかもしれない」という、正常な倫理観と迷いを抱えています。

対象者自身が「この結婚は間違っているかもしれない」とブレーキを踏みかけている。

これほど崩しやすい心理状態はありません。

工作員は施術後、すぐにこの衝撃の録音データと詳細を依頼者様にご報告。

二股男の卑劣な本性に怒りを震わせる依頼者様と共に、リースターの作戦会議室では、彼女の「罪悪感」を極限まで膨らませて自発的に破滅(別れ)へと向かわせる、完璧な最終シナリオが編み出されました。

次回、 ついに、この泥沼の二股劇に終止符が打たれます。

それでは。

※写真はすべてイメージです。

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