こんにちは。別れさせ屋・リースター総合探偵社の広報担当です。
親御様からの切実なSOS――「愛する息子と、不審な婚約者を別れさせてほしい」というご依頼の実録ストーリー。
前回の第2話では、息子さんがゾッコンになっている婚約者の女性への本格的な身辺調査がスタートしました。そして今回、事態は誰も予想し得なかった「最悪の展開」へと急転回します。
リースターの徹底的な調査によって暴かれた、彼女の恐るべき「夜の素顔」。それを知った依頼者様(親御様)の絶望と決意、そしてターゲットを確実にハメるための「ゴルフ工作」の罠が炸裂する「第3話:夜の顔と、仕掛けられた罠編」をお届けします。
まだ過去の連載をご覧になっていない方は、まずはこちらからお読みください。
👉 [【第1話:経緯編】はこちら] 👉 [【第2話:調査編】はこちら]
目次
- 暴かれた「夜の顔」に親御様は絶句。戦術は『女性側の有責』へ
- 「2名の工作員」による店内接触。夜の街から自宅を暴く追尾劇
- 朝5時半の密会。バイク2台が追った「海沿いホテル」の密室
- 餌は「名門36ホール」。工作員が仕掛けた3週間後のトラップ
1. 暴かれた「夜の顔」に親御様は絶句。戦術は『女性側の有責』へ
おとなしそうな表の顔の裏で、彼女にはもう一つの顔がありました。
この衝撃の事実をご報告した瞬間、依頼者様(親御様)は怒りを通り越して絶句されていました。
それと同時に
「こんな女に息子の大事な人生を狂わされてたまるか」
という、ご依頼時以上に強い「絶対に別れさせたい」という執念の炎が燃え上がったのです。
リースターでは、状況の進展に合わせて依頼者様と密に打ち合わせを重ねます。
私たちは
「息子さん自身に工作員を接触させ、キャバ嬢との恋愛の難しさや、これから自分が嫉妬に狂うリスクをコンコンと説く」
という、息子さんの目を覚まさせるアプローチも提案しました。
しかし、親御様の強いご希望は
「とにかく、あの女側に決定的な非(有責)を作って引き離してほしい」
というもの。
ターゲットをあの女性1人に絞り、彼女の本性を暴き立てる冷徹な工作シナリオが決定しました。

2. 「2名の工作員」による店内接触。夜の街から自宅を暴く追尾劇
「彼女は週末(金曜土曜)しか俺の家に来ない」という息子さんの過去の発言をヒントに、私たちはまず、彼女が働くキャバクラへ男性工作員2名を
「新規の客」
として同時投入しました。
相手は百戦錬磨の客商売。工作員をこれでもかと持ち上げ、巧みに営業をかけてきます。
工作員はあえて彼女の術中にはまったフリをしながら、約2時間滞在してLINEの連絡先を交換。
その中で、彼女が今「ゴルフにめちゃくちゃハマっている」という重要な趣味の情報を引き出しました。
退店後、待機していた調査班と即座にバトンタッチ。
深夜、お店の営業終了後に送迎用のワゴン車に乗り込む彼女を確認し、追尾を開始します。車を走らせること約25分。
都内のとあるマンションの前で彼女が下車し、エントランスへ吸い込まれていくのを確認しました。
ここは、息子さんが暮らすマンションとは全く別の場所。
こここそが、彼女の本当の「本拠地(自宅)」です。
「工作」で懐に入り、「調査」で裏の行動を暴く。
リースターのハイブリッドな包囲網が機能し始めます。
初回接触から3日後、工作員は短いスパンで再びお店を訪れました。
あえて間を空けずに来店することで、彼女に
「自分にどっぷりハマりそうな太客(良いお客様)」
だと思わせる心理誘導です。この2時間も極めて有意義でした。
工作員への信頼感を高めつつ、彼女自身の口から「次の仕掛け」の鍵となる決定的なスケジュールが飛び出したのです。
対象者:「実はね、今週の日曜日と月曜日、お店の女の子たちと泊まりでゴルフに行くの!」
その言葉を聞いた瞬間、工作員は心の中でピンと来ました。「嘘だな」と。

3. 朝5時半の密会。バイク2台が追った「海沿いホテル」の密室
日曜日、早朝。 まだ街が眠りの中にいる午前5時半、特定した彼女のマンション前でリースターの調査班が息を潜めて張り込んでいました。
時間ぴったりに、1台の車がマンションの前に滑り込んできます。
運転席から降りてきたのは、お店の女の子…ではなく、ゴルフウェアに身を包んだ
「いかにも裕福そうな中年男性」でした。
その5分後、同じくゴルフウェアを着た彼女がマンションから登場。
手慣れた様子で自分のゴルフバッグを彼の車のトランクに積み込み、助手席へと滑り込みました。
「パパ活」か、あるいは「太客との密会旅行」か。
逃げ足の早い車を逃さないよう、リースターは機動力抜群のバイク2台体制で追尾を開始。
高速道路を駆け抜け、2時間ほど走った先にある、美しい海沿いのリゾートゴルフ場へとターゲットを追い詰めました。そこには高級ホテルが併設されています。
15時、ホテルのラウンジで張り込みを続ける調査員たちの前に、16時前、ラウンドを終えた二人が姿を現しました。
二人はそのまま、親密な様子でホテルのフロントへ向かい、チェックイン。
リースターのカメラが、その「決定的な証拠(映像)」を確実に捉えました。
翌朝8時のチェックアウト、そこからの2日目のラウンド、そして帰宅途中のレストランでの3時間に及ぶディナーまで、二日間の破廉チックな行動のすべてを完全に記録。
まじめな息子さんを騙し、裏で別の男に囲われている彼女の「真っ黒な本性」が、ここに完全に白日の下に晒されたのです。

4. 餌は「名門36ホール」。工作員が仕掛けた3週間後のトラップ
すべての証拠を握った上で迎えた、3回目の工作。今度は男性工作員が1人で店を訪れ、一気に勝負を仕掛けました。
工作員:「先週のゴルフ、楽しかった?」
対象者:「えっ!?…うん、めちゃくちゃ楽しかった!最高だったよ!」(お店の女の子と行ったと嘘をついている彼女)
工作員:「そんなにゴルフが好きならさ、〇〇(普通じゃ予約の取れない超名門ゴルフ場)って知ってる?」
対象者:「えっ……!知ってる!あそこ、凄すぎて普通じゃ絶対行けないよね!?」
工作員:「今度、そこでラウンドする予定があるんだけど……一緒に来る?」
対象者:「えっ、行きたい!……でも、あそこってプレー費がとんでもなく高いんじゃ……」
工作員:「そんなの、僕が全部出すから心配しなくていいよ。ただ、あそこは36ホールあるから、全部回るなら泊まりになっちゃう。せっかくなら、前泊して翌日も2日連続でラウンドしたいなと思って」
対象者の目が、欲望でギラリと光ったのを工作員は見逃しませんでした。
「行く!絶対に行く!」――彼女は二つ返事で快諾。
3週間後に、工作員との「お泊まりゴルフデート」が完全に確定しました。
しかし、リースターの罠はこれだけでは終わりません。3週間後の当日を迎えるまでの間も、工作員は定期的にお店に通い詰め、彼女の警戒心を完全にゼロにしていきます。
工作員:「あと2週間だね。僕もずっと行ってみたかったから本当に楽しみだよ」
対象者:「いよいよ来週だね!私、〇〇様のために練習場に行ってきちゃった!」
お店が休みの日に彼女の行動を再調査したところ、なんと彼女はゴルフ旅行に行った男性とは別の少し若めの男性と、再び日帰りでゴルフデートに興じていました。
自宅付近に戻ってきた後も、レストランで3時間以上密着しているのを確認。
ゴルフと食事を合わせれば、なんと15時間以上も2人きりで過ごしている計算です。
これは単なる「キャバクラの客とキャバ嬢」の関係を遥かに超えいる疑いが濃厚となりました。

彼氏である息子さんを裏切り、パパ活の男に貢がせ、さらに目の前の金持ちの客(工作員)との旅行に胸を躍らせるターゲット。
いよいよ迎える、ゴルフ当日。 リースターが仕掛けた最終トラップによって、この強欲なキャバ嬢と、目を覚ますべき息子さんに、逃げ場のない「審判の瞬間」が訪れます。
次回、「第4話(最終回):」。 このドロドロの多重裏切り劇に、完璧な終止符が打たれます。
それでは。
※写真はすべてイメージです。
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