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工作前事前調査
対象者の退勤も調査。
勤務先を出て、自宅最寄駅到着後、駅ビルで買い物をして帰宅。
実家から出てきた事を鑑みても、対象者として間違い無いと判断しますが念のため、調査時に撮った映像を依頼者様に確認してもらいます。
この意味は
「兄弟」
の場合があったり
「義理の家族」
の場合があります。
この確認は非常に大事です。
対象者を間違えたまま、調査工作を行うと取り返しのつかない事に。
依頼者様に画像を確認していただき
「間違いなく対象者本人」
と確約を得ました。
しかし、まさかの転職に驚きを隠せません。
「親戚や友人にケーキ屋さんはいなかったはず」
もちろん、復縁を望む気持ちは一切変わりません。
この調査結果を踏まえて、工作に移ります。
初回工作〜
まずは、お店に少し通ってみます。
そんなに大きくないお店、時折厨房から出て少しフロアの仕事をしている事も調査で確認しています。
最初は挨拶程度から。
そこからお店のファンになり、足繁く通う様に。
対象者も工作員を認識し始めたら、少しずつ会話を。
ある程度の期間を通ったら、一歩踏み込んだ工作をお店で仕掛けます。
工作内容は企業秘密ですが、この工作をキッカケに対象者と工作員が急接近。
このまま、お店には通いますが、別の場所でも接触をします。
急接近した後に、この工作を行うことがミソ。
これも工作のテクニックになります。
連絡先を交換し、1週間後の仕事帰りに一緒に食事をする事に。
食事工作
食事工作では最初からプライベートの事を聞くのか、聞かないのかの判断は工作員に任せます。
今回も対象者の様子を見ながら。
最初、対象者からはお店に通ってくれてるお礼。
上記に記載した、お店で仕掛けたある工作のお礼。
工作員はお礼を受けつつも、ちょこちょこ探りを入れて行きます。
食事をして2時間ほどで解散。
今回の工作で分かったことは、お店オープンしてから8ヶ月。
元々はどこにも修行せず、全て独学。
お店にいるホールのスタッフは彼女などではなくアルバイト。
アルバイト2名と自分の3人でお店を切り盛りしている。
肝心のプライベートの事はまだ全然聞き出せてません。
ただ、焦って聞き出そうとして対象者に不信感を抱かれたら終わり。
事実、対象者から
「久々に、人と飲んですごく楽しかった、またぜひ」
と、再来週も食事に行く事に。
そこで、なかなかの事実が発覚。
そして復縁は果たして成功できたのか?
以後その③へ続きます。
※写真は全てイメージです。