ご依頼に至った経緯
子供も大きくなり
結婚して二十数年。
子供も就職し、家から出て行きました。
ふとした時、この二十数年の結婚生活を振り返ってみると、奥さんとの関係に愕然としました。
子供を成人までしっかり育てるという事に必死で、とにかく仕事をしてきました。
土日も、仕事を入れて、とにかく大学まで、不自由なく卒業させるため。
お金もあまり使わず、全ては子供の為。
そう思って一生懸命仕事しました。
家族旅行や外食などは殆ど行ったことがないので、子供はもしかしたら窮屈だったのかもしれません。
私の気持ちを感じてくれたのか、子供は一所懸命勉強して、中学から大学までいわゆる良い所に。
就職も一流と呼ばれる企業に入り、私としては肩の荷が降りた気がします。
その時に
「奥さん」
との関係に疑問を持ちました。
気がつくとこの二十数年、食事も別、寝室も別、会話は子供の事のみ。
子供が家を出て行ってからは会話も全くなし。
散財にも気がつく
会話がないのはまあ良いとして、子供が出て行ってもバリバリ仕事しよう。
今度は、子供に使っていたお金を、自分の事に使いたい。
家のリフォームや、これから趣味を見つけて使おうと。
そう言えば今まで子供の学費や塾代として、給与を全て奥さんに渡し、残りは貯金をお願いしていました。
奥さんもパートをしていたので、学費や生活費を抜いても、そこそこの貯金ができていると思います。
とある日、奥さんに
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と話しました。
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と。
それから1週間経っても、奥さんから通帳を見せてくれることなく。
私も、忙しいのかな?もう少し待ってみるかと。
通帳を見せてと言ってから1ヶ月を経過、流石に遅いので
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さらに翌週
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不審に思った私は
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黙って通帳を渡されました。
翌日、仕事を早めに切り上げて銀行へ。
記入を済ませ、通帳を確認すると、愕然としました。
冗談抜きで一円もない状態。
学費と生活費を抜いても、十分貯金できる額の給与が振り込まれているのに。
この時点で、別れようと思いました。
このままでは、稼いだお金は全て使われる。
愛情もなく、子供も成人しているので障害がないはず。
離婚を決意し、奥さんと話す事にしました。
以後その②へ続きます。
※写真は全てイメージです。