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夫婦の話し合い
奥さんは別れたくないの一点張り
通帳記入した夜、奥さんとは話しませんでした。
おそらく奥さんは、責められると思っていたでしょう。
それから1週間、私もリアクションも起こさず、奥さんも何も言ってこない、謝罪もありません。
とある日曜日、私が切り出しました。
お金の使い込みを謝るわけだはなく、ただただ別れたくないと。
実は、財産の使い込み自体は離婚の決め手となることはないのです。
弁護士さんに相談しても
「使い込みだけではダメなんです」
と。
もう、自分ではどうしようもないので、別れさせ屋に依頼を決意。
事前調査
接触ポイントの調査
奥さんはパートをしていることはわかっていますが、情報がありません。
依頼者様であるご主人は、対象者である奥さんのパート先などは一切知りません。
どんな職種で、いつ何時に何処で働いているのかも知りません。
という事で、まずは、パートの行き帰りで接触ができるポイントがないかの調査となります。
自宅前で張り込み開始。
朝の9時過ぎに対象者が自宅を出ます。
自転車で最寄りの駅へ、そこから2駅ほど電車に乗り、向かった先は雑居ビルの一室。
調べた所、どうやらお菓子の卸業。
ここでパートとして勤めていると思われます。
勤務先で張り込みを続けると12時過ぎに勤務先を出ます。
どうやら、この時間に退社。
3時間しか働いていないので、もしかしたらランチかもしれません。
貯金がない理由が判明
ここも接触ポイントになります
ランチと思っていた対象者ですが、勤務先の最寄り駅まで来ました。
調査員の推測は外れました。
対象者は駅前の
「パチンコ店」
へ。
ここでもパートか?
流石に3時間だけのパートだけではないのかと調査員も店内へ。
対象者は店内を少し歩いた後、1台のパチンコ台へ。
そこからノンストップで6時間、遊技を愉しんでいました。
翌日の調査、3回目の調査も、パート後にパチンコ店にて遊技を愉しんでいました。
おそらく、貯金がないのは、このパチンコが原因だと思われます。
これを依頼者様にご報告した所
「全く想像していなかった」
と。
この調査結果を踏まえて、依頼者様と工作に向けて打ち合わせ。
一緒に工作プランを練っていきます。
以後その③へ続きます。
※写真は全てイメージです。