①、②をご覧いただいていない方は下記よりご覧ください。
初回工作〜
接触のポイントを決定し、いざ工作。
コンビニで対象者を待つ、しかし退社後1時間経っても、コンビニには来ません。
空振り、翌日再挑戦。
またも空振り、翌日再挑戦。
ようやく、対象者が現れました。
買い物帰り、車に乗る前に接触。
タイミング良く接触。
こういう所、工作員と調査員の阿吽の呼吸。
経験が無いと、なかなか難しい事です。
工作内容はやはり企業秘密です、申し訳ありません。
不自然にならず、対象者の興味を惹くように。
このような工作を三度ほど行い、連絡先交換となります。
工作終盤
連絡先を交換した後は、やり取りの中でデートの段取り。
翌週にはデートの約束となりました。
デート中、対象者は工作員に
「彼女はいない」
「彼女募集中」
など工作員に甘い言葉をかけてきます。
3回ほどデートの後、
「うちで飲まない?」
とお誘いが。
対象者の自宅にお邪魔する事になります。
その日は1時間ほど自宅で飲んで解散。
自宅の出入り映像をしっかりと押さえています。
次回のデートは
「最初から自宅で」
と誘われました。
工作ファイナル、バラシ
依頼者様と念密な打ち合わせを行い、彼女に彼が工作員と家に入る所を見せる事にします。
内容は秘密です。
これは真似されたくないです。
ただ、これは依頼者様が、彼女の雇用主であって彼女の動きを指示出来るから。
対象者と工作員が待ち合わせをした時間、場所にさりげなく彼女を仕向けます。
一つ言えるのは
「彼女+1名に目撃させる」
彼女は対象者と工作員を見つけて、驚きます。
もう1名が後押しし、彼の自宅に入るところまでしっかり見届けます。
彼女は急いで帰社、飛ぶように退社。
彼に家に彼女は向かいます。
数時間後、彼女は工作員が彼の部屋から出てくるところを目撃。
その後
彼女は対象者である彼に別れを告げました。
理由はもちろん工作を目撃したから。
それから、仕事熱心な女性の戻りました。
いや、以前のよりも更に仕事への取り組む姿勢が向上したと。
依頼者様曰く
「彼女にふさわしい男性なら、遅刻なんかさせずに、仕事とプライベートをサポートする筈だ」
と。
確かにその通りですね。
良い男性なら、仕事を疎かにさせるような事はしないでしょう。